親がやりがちなNGなお金の教え方

query_builder 2025/03/27
ブログ
こどもとおかね

はじめに:お金の考え方は親から子へ受け継がれる


親が無意識に持っているお金の価値観は、子どもに影響を与えます。「お金の話はタブー」「節約=我慢」といった考え方は、将来の金銭感覚に大きく関わります。

今回は、親がついやりがちなNGなお金の考え方と、その改善策をご紹介します。


🚫1.お金の話は子どもにしないほうがいい


・NG理由:お金の話を避けると、子どもはお金の使い方や価値を学ぶ機会を失います。将来、突然お金に直面したときに、正しい判断ができなくなる恐れがあります。


・改善ポイント:日常生活の中で自然にお金の話をしましょう。

例えば、スーパーで「この商品はセールだから〇円お得だね」と声に出すだけでも、子どもはお金の価値を意識するようになります。



🚫2.欲しいものは我慢させるのが正解


・NG理由:「我慢すればいい」と一方的に制限するだけでは、子どもはお金へのストレスを溜め込みやすくなります。結果として、大人になって反動で浪費するケースも。


・改善ポイント:欲しいものは「本当に必要か?」を一緒に考える機会にしましょう。

「これを買ったら、他にできなくなることは無いかな?」と選択肢を示すことで、お金の優先順位や使い道を考える力が育ちます。




🚫3.「お金は苦労して稼ぐもの」とだけ教える


・NG理由:「働かないとお金は得られない」という考え方だけを強調すると、将来、資産運用や投資といった選択肢に抵抗を持つ可能性があります。


・改善ポイント:「お金は働くだけでなく、育てることもできる」と伝えましょう。

例えば、お小遣いの一部を貯金箱に入れて、「毎月〇円ずつ増えていくね」と金利や増える仕組みを体感させると、お金の働き方を学べます。



🚫4.「お金がないから無理」とすぐに言う


・NG理由:「お金がない=できない」と思い込むと、挑戦する意欲が失われがちです。お金の有無だけで行動を決めつける癖がつくと、将来の選択肢が狭まります。


・改善ポイント:「どうすればできるのか?」を一緒に考える習慣をつけましょう。

例えば、「旅行に行きたいけど予算が足りない」ときは、「お手伝いを増やしてお小遣いを貯める」「家の中でできる楽しいことを考える」など、工夫する姿勢を育てます。




🚫5.「お金があれば幸せ」と思い込む


・NG理由:お金を過度に重視しすぎると、子どもは物質的な価値ばかりを追い求めがちです。経験や人間関係といった大切なものを軽視する恐れがあります。


・改善ポイント:「お金は幸せを作る手段であり、目的ではない」と伝えましょう。

例えば、家族で出かけたときに「このお金で楽しい思い出ができたね」と、お金が体験や絆を深める道具であることを意識させると良いでしょう。




まとめ:親子でお金と上手に付き合うために


親のお金に対する考え方は、子どもの金銭感覚に大きな影響を与えます。

次の3つを意識しましょう。

✅お金を隠さず、日常生活で自然に話題にする


✅「我慢させる」よりも「考えさせる」機会を増やす

✅お金は「稼ぐ・使う・増やす」バランスが大事と伝える


子どもがお金と健全に向き合い、将来の金銭感覚が豊かに育つように、親子で一緒に学び続けていきましょう!


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