子どものネット依存を防ぐために親ができる3つのサポート

query_builder 2025/05/15
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こどもスマホ

今回は「小中学生のネット依存」について、保護者の方向けにお話しです。

スマホやゲーム、動画コンテンツなど、子どもたちを取り巻くネット環境は日々進化していますよね。


「気づいたら何時間もゲームをしていた」「寝る直前まで動画を見ていて、朝起きられない」

こんなご家庭の悩み、実はとても増えています。


ネット依存は、子どもの心や生活リズムに大きな影響を与えることもあるため、早めの対応と日々のサポートが大切です。


今回は、ご家庭でできる【ネット依存予防の3つのポイント】をご紹介します。


①家庭内の「使用ルール」をつくること


一方的に「ダメ」と禁止しても反発されたり隠れて使うようになることがあります。

家庭内でネットゲームの使用ルールを作っておくことは非常に重要です。


例として…

  • 「スマホは放課後から21まで」
  • 「食事の時はスマホを置く」
  • 「寝室では使わない」
  • ダウンロードや課金など利用方法について決まりを設ける


ルール作りにおいては、保護者の意見を押し付けるのではなく、子供にも自主的に考えてもらい、家族全員で話し合って決めるのが大切です。また、家族で認識を揃えるために取り決めを書面化して見える場所に貼っておきましょう。

また、「守れたら一緒に○○しよう」といった前向きな声掛けも効果的です。



②デジタル端末の制限機能の活用


スマホゲーム・動画サイトは長時間使いたくなるように設計されており、子どもの意志だけですぐにルールを守れるとは限りません。そのため、スマホやタブレットの制限機能を上手に活用しましょう。

特に、スマホを購入する際は、子どもに有害と思われるページを制限する「フィルタリング」をかけることは必須です。その他に、決められた時間以降、ネットへのアクセスを不可にする「タイマー機能」や、保護者が子どものスマホ機能を制限する「ペアレンタルコントロール」などがあります。

ただし、ネット上は制限を解除するアドバイスは山ほど存在します。フィルタリングや機能制限は万能ではなく、抜け道はいくらでもあるということも念頭に置いておきましょう。



③「子どもの気持ち」に寄りそう姿勢を大切に


ネットやゲームに依存する背景には、子ども自身の「不安」や「ストレス」が隠れていることもあります。


「学校でうまくいっていない」

「家ではだれにも話を聞いてもらえない」そんな思いから、ネットの世界に安心感を求めている場合も。

毎日の中で、少しでも会話の時間をつくり、「今日どうだった?」「何か困ったことある?」と、さりげなく声をかけてみてください。

”話をきいてくれる大人がいる”という安心感は、ネット以上の心の支えになります。



おわりに‥・


ネットはこれからの時代を生きる子供たちにとって欠かせないツールです。

だからこそ「使いこなす力」を育てることが何より大切。


親ができることは「見張ること」ではなく「見守ること」。

家庭内のルールやコミュニケーションを取り、親子の信頼関係が前提になります。普段から家庭でコミュニケーションを取り、子どもを理解する姿勢を持つことが依存への予防につながります。

安心してネットと付き合える力をぜひ過程で育んでいきましょう!




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